株について調べていると『ETF』という単語を見つけたことがないですか?
ETFは投資信託でありながら、市場の価格を見ながら取引所を通じてリアルタイムに売買できるなど、株式投資と同じ性質を持っています。
なので通常の投資信託と違い、株と同じ証券会社で取引できるんです!
では株でいいじゃないかというと、ETF1つで数多くの銘柄を含んでいます。日経平均株価やS&P500のような、指数との連動を目標としているインデックス型なんです。
そのため、1つのETFに投資すれば投資の基本である分散投資ができるのです。
ETFと投資信託の違い
配当金が自動的に再投資されることがない。なので複利効果は期待できない。
一般的な投資信託と異なり、 ETFの配当金は決算時にすべて支払われます。
支払われた配当金は自動で再投資されないので、再投資する場合は手動で買い付けを行わなくてはなりません。
一方、投資信託で配当金がある場合は、「受取型」と「再投資型」の2種類を選べます。
「受取型」はETFと同じ、配当金を現金として受け取れます。
「再投資型」は受け取った配当金で同じ投資信託を追加購入し、利益を生み出すための元本にすることです。
ETFは「受取型」なので、配当金をすぐに受け取りたい場合に適しています。
―夢の配当金生活ですね!
一方、再投資をしなければ「複利の効果」は期待できないので、注意が必要です。
ETFと株式投資の違い
株式投資の場合、自分で企業を選んで投資し、株価は業績など企業固有の要因に左右されます。
一般的に業績が良ければ株価は上昇し、悪ければ株価は下落してしまいます。
また株式投資では1社に投資するだけでも数千円~数十万円程必要になるため、株主優待目的などではいいですが、投資として考えるとリスクが高いです。
ETFの場合は、ETF自体が数多くの銘柄(企業)を含んでいるため、複数の銘柄に投資した場合と同じ分散効果が得られます。
また、ETFは少額から投資が可能です。
なので自分で銘柄選ぶにはまだ不安が・・って人には特におすすめです!
まずは少額から開始し、リスク分散投資挑戦していきましょう!